2007年9月21日金曜日

ちぷやタウンOPEN


本日、モバイル版仮想空間である「ちぷやタウン」のβ版がOPEN。 渋谷がイメージの2次元の街をユーザーがアバターで歩いて、買い物をしたり、チャットしたり、イベントできたりっていうやつ。FLASHベースなので、特にアプリが必要なわけでもない。ということで早速いじってみた。気分は完全に女子高生。

もちろん、登録は、、、1990年生まれの17歳!! ちなみに、モバゲーもこれで登録してる。。。(汗)市場調査みたいなもんなんで、その方がいろんなことが見える。その結果、モバゲーは毎日毎日、今から会わない?っていうメッセージが、20代、30代の皆様から届きます。10代からはそんなメールがきません。

しかも、結構みんな自分の写真載せてたりする。奥さん泣くよ、、、。
30代のおじさま方、高校性に声かけるのはいいけど、あんなマスのメディアに写真晒すのは控えた方が無難ですよ!

さて、話を戻して、ちぷやタウン。
スタートまでの手順はというと。

まずは、サイトに飛んで会員登録。
メアドと生年月日と住んでるところと、パケ割に加入、未加入とか、そんなん。 パケ割に関しては、ターゲットが中学生とかになると思うので、恐らく、通信料がぶっ飛ばないための対策なのかなと思います。で、それが終わるとスタート。

アバターはデフォルトで18種類くらいあって、 それをまず選んで容姿を決めるっていう感じ。そんで、ちぷや「タウン」に繰り出してみた。思ったほど重くない。滑らかではないけど重くはない。ただ、β版ゆえに、まだ「タウン」には人がおらずからっぽ。 こういうのって盛り上がり感がいないと楽しくない。ちょっと残念。 とはいえ、この「人」の部分は徐々に解消していくもんだと思う。

でも、他に不満が2点。

◆操作がしづらい。  
基本的にアバターを動かすのが十字キーのところでなく、
 2↑、4←、6→、8↓で、決定が5、画面閉じるのが0という設定。 でも、よく考えてみよう。普段携帯をどうもつかと。 仮に右手で持つとすると、親指以外の4つの指と手の平で支える。 あくのは親指。その指がナチュラルにどこに置かれるかというと、 おそらく、十字キーあたりです。私が使ってる2台の携帯ではそう。  両方とも折りたたみなので、ストレートだと違うのかもしれないけど、  でも、わざわざ十字キー使わない操作を求める意味がよく分からん。

ショッピングの魅力が乏しい  
まだ、コンテンツが少ないのはいいとして。
 今ある数少ない商品も、なんだか表示がちっちゃくて惹かれない。  表示枠に対して、商品の表示が小さすぎる。よく見えないもん。  これは、あくまで私の感想なので、実際17歳くらいの子は違うかもしれないけど、でも、少なくとも、私はショッピング目的なら断然モバゲーの方が楽しいなあ。

ただ、ビジュアル化された同時性コミュニケーションツールという点では、やはり、モバゲーにはないものがあるのかもしれないし、そこだなあ、そこ。とはいえ、モバゲーも既にタウンで家おけるし、これで歩けたりすれば、正直、敵わないと思う。

じゃあ、「ちぷやタウン」にしかない魅力は?現時点、ユーザー目線ではまだよく分からない。使いながら、発見しながら考えてみよう。

なんか否定的に書いたけど、こういうモバイル発のサービス、さらに言えば、女子高生の日常に入りこむようなモバイルサービスは、日本がやっぱり進んでいると思うので、この分野期待しています。

2007年9月20日木曜日

ドリコムalis:google map+アバター


先々週、google map上でアバターを動かすという、
ドリコムの新しいサービス、alisがスタートした。

昨日、MicrosoftのRemixにおけるセッションでも言われていたけど、
仮想空間というのは、アバターの背景までも3Dである必要はない。
というのが、見事に当てはまる、仮想空間である。

Google MapsのAPIを用いた地図情報をベースに、ブログやチャット、

Wikiを利用してユーザー同士がコミュニケーションを図るサービス。
簡単に、アバターを作ったり、地図上に家を置いたりもできる。


現在のユーザーは9月13日現在で800人くらい。

まだまだ少ないけど、伸びそうな予感あり。

というのも、WEBベースで何もダウンロードの必要なし。
高スペックPC、高速回線の必要も特になし。
そして、何より分かりやすいのである。


自分が知ってる街について話せる。歩ける。

どこが面白いとか、どこのお店が美味しいとか、
知っている情報をいとも簡単に伝えられる。
その場所まで実際に連れて行って説明ができる。

例えば、これが携帯と連動し、

GPSが本格的に導入されると。
とか考えるとわくわくする。

人が求めいるのは、コミュニケーション。
いつも、どんなときもその部分は変わっていない。

その部分においては、 現時点で高スペックのPCじゃないと動かないような、
ハードルの高い仮想空間じゃなくとも全くもって構わないのかもしれない。

メール、掲示板、ブログ、という進化によって、
非同期のコミュニケーションツールは揃ってきた。

そこにSNSが登場し、少しばかり、同期が意識されることとなった。
でも、現時点でSNSが同期性豊かなツールかというと、間違いなく違う。


メッセンジャーやスカイプの枠では収まらない、
新しい、同期性のコミュニケーションツール。

ビジュアル云々ではなく、そういう軸で見る仮想空間。
というのも、また、ある種大事な要素であると思われる。

P.S. 余談だけど、写真の真ん中にいる、ガチャピン、
高校の友達のような気がする。なんとなく。場所的に。